雪国

週末、学生時代の知人の結婚式の為、新潟に行ってまいりました。

いやー参りました。

川端先生はよく言ったものですね。

まさに長いトンネルを抜けると雪国。

首都高なら通行止めですよありゃ。

時々見る雪には年甲斐もなくわくわくしますが、雪国には住めないなぁと改めて実感。

一泊し、帰りは上越新幹線で帰京。

またこれが快適。

僕はバンドマンなので、遠い所へ行く機会がわりかし多い方だと思ってます。

ただただ、いかんせん機材もあるしお金もないしで移動はもちろん車。

大阪だったら何時間、名古屋ならだいたい…、仙台なら、となんとなく掛かる時間がイメージ出来るようになってきます。

いや、新幹線がそれと比べたら遥かに速いことくらい知っていますよ？

でも、そうじゃないんです。

速すぎなんですよ。

新幹線に乗り込み、座席に座り出発。

あまりにも揺れない車内。適度な空調管理。のどかな風景を覆いつくす真っ白な雪。

楽しく、1日じゃ語りつくせない学生時代の思い出や、参加した披露宴の話なんかをワイワイ話していました。

するとすぐ、「大宮〜」だとか言うわけですよ。

いや待て、さっきまで新潟だよ？大宮って、もう東京着いちゃうじゃん。

なにこれ？最高なの？

もっと乗せてってよ。

全然知らない街から街へと出発進行してよ。

なーんてな具合ですぐ東京。

こんなんなら、毎回の移動新幹線がいいなぁ。なんてちょっぴり思ったりラジバンダリ。

そこから千葉行きの総武線快速に乗り換える為に、東京駅の一番地下深くへと潜り、大したスピードも出さない割にガタガタと揺れ、冬だからか気の利き過ぎた過度な暖房風を浴びながら、

本気で毎回新幹線移動出来るように頑張ろうと決意しました。

サナキ